どうも、どせぜんです。
現在僕は営業の仕事をしていまして、日頃結構考える事があります。
それは、
営業ができるってどういう事なのか。
これについては賛否両論あると思いますし、
あくまで自分が携わっている商品における営業では、という観点でしかないので、
営業全般に通ずることではないかもしれませんが、
自分の中で整理するためにも一度筆を取った次第です。
営業のお仕事をされている方、していない方、
営業代行の仕事などを考えられている方にも読んでいただき、
参考にしていただければ幸いです。
営業って、しんどい
出だしからこんな感じになってしまって申し訳ないのですが、
営業ってしんどいですよね。
- いつも数字に追われている
- お客様優先で動かなくてはならない
- 事務作業が何気にめっちゃ多い
などなど、挙げ出すとキリがないですが、
営業に対するイメージと現実にだいぶギャップがあると思います。
これは社会人2年目で社会の波に揉まれている部分と、
自分が営業という職種を舐めていたというのも十二分にあると思いますが、
正直な感想としては思っていたよりも負荷が大きかったです。
ただ、営業の良い部分ももちろんあります。
- 上げた数字の分評価・インセンティブに直結する
- 感謝の言葉を直接お客様からもらえる
- 自分の裁量で動ける部分が多い
これも挙げ出すとキリが無いですが、
自分の力さえつけば、楽しむ余地はめちゃくちゃあるのだと思います。
だからこそ、営業ができない間って、めちゃくちゃしんどいです。
営業ができないから数字が足りていないと圧をかけられる可能性はあるし、
営業ができないからお客様の都合で振り回されて挙句クレームになったり、
営業ができないから事務作業も後手後手に回って長時間労働になるし、
マジで良いことが1ミリもありません。
僕自身現在バリバリ営業ができているわけでは無いと思いますが、
入社当初よりは確実に営業ができるようになったという自信はあるので、
営業ができるようになるってどういう事なのかをお伝えできればと思います。
「営業ができる」に終わりはない
またまたこんな出だしで申し訳ないのですが、
営業に終わりなどありません。
これは労働時間のお話ではなく、考え方の話です。
例えば、何か買ってもらいたい製品があったとして、
- お客様がたまたま買ってくれた
- お客様が営業の末何とか買ってくれた
- お客様が営業の末満足そうに買ってくれた
1〜3で必要とされる営業力は全然違うものになってきます。
さらに3の満足そうに、というところの、
満足度をどれだけ高めるかというところでも、できる事は無限にあります。
さらにお客様に満足度高く買ってもらったとしても、
お客様以外に、携わった社内の方や取引先など、
全員の満足度を高めるためには、さらにできることが無限にあります。
なので、「営業力をつけたい!」というフワッとした意気込みだけで営業の仕事をすると、
途方もない道のりを歩むことになります。
僕はそんな気持ちで営業という仕事を選んでしまったので、最初は苦労しました。
そんな途方もない道のりだけを歩むつもりはないので、
自分の中である程度の営業力がついたと言える基準を設けました。
それは、
自分のやりたい事が実現でき、相手には好印象を持ってもらえている
このような状態です。
やりたい事というのは別に何でも良いです。
- 自分の扱っている製品を購入してもらう
- 何か頼み事をお願いする
- 誰かの意見に物を申す
ちょっと例が大胆すぎましたが、本当に何でも当てはめる事ができると思います。
だからこそ、営業ができるようになれば人生を生きやすくなると思いますし、
一度身につければどんな分野にいっても、
そこに人と人とのコミュニケーションがありさえすれば、
非常に有用なスキルだと思います。
営業ができるようになるにはどうしたらいいか
ではそんな汎用性の高いスキルを身につけるには、どうしたら良いのか?
それは、
相手の事をとことん考え抜くこと
これに尽きると思います。
じゃあ四六時中相手のことを考えていればそれで良いのか?
というとそうではなく、
相手の事を本当に考えることができていれば、
自分の製品を買うことによってどのように相手はメリットを得られるのか
その頼み事を引き受けることで相手にとってメリットや満足度が得られるのか
自分の意見によって相手にとってどのような良い効果が生まれるのか
という、
強烈な相手目線
を得る事ができます。
独りよがりな発言や、自分のことしか考えていない発言というのは、
独りよがりな発言や、自分のことしか考えていない発言というのは、
見る人が見たら一発で見抜かれます。
また、相手のことを考えているからこその助言や本音なども出てくると思いますし、
相手が今何に取り組んでおり、どのような精神状態なのか、何を求めているのかなども、
ある程度は気付くことができます。
とは言っても、やはり人間自分が一番可愛いですし、
相手の事だけを考えて自分をおざなりにして、
最終的に自分の利益につながらない奉仕だけをするわけにもいきません。
ここで大事なのは、相手の事を考えているということは大前提として、
相手への見せ方
です。
極端になりますが、別に腹の底では自分の事ばかり考えていても良いと思います。
ただ、それでも相手のことを考え抜いた上で、相手からは相手の事を考えているように見えている必要があります。
これは悪徳商品を相手に良い顔をして売りつけるとかそういう話ではないですが、ネットワークビジネスもこういった形をとって拡大しているのではないかと最近は思うようになりました。
だからこそ、営業をする際には普段の自分とは別に、
相手に好印象を与える人柄をインストールする必要がある
と思っています。
そうは言っても営業は簡単ではない
上記、メチャクチャ偉そうに語りましたが、
僕自身営業としてはまだまだです。
今まで自分の中になかった視点を新たに身につけることは、
そう簡単にできる事ではないと思います。
なので相手の事を本当の意味で考えられていなかったり、
正直面倒くさいと思ってしまったり、
本当に社会人としても営業マンとしてもまだまだだと思っています。
そんなまだまだのヤツでも飛躍的に成長できる方法が、
上司を使い倒す
事だと思っています。またも偉そうですみません。
報連相が大事だとよく言われますが、
上司とのやり取りを確認作業のように思ってしまっていると、いつまで経っても成長にはつながりません。
上司はほとんどの企業では自分と同じ道を辿って上司になっているはずです。
そうなれば、自分が持っていない視点、考え方を持っているからこそ、上司になっているはずです。
「そんな上司じゃねぇわ。上司は◯ソ」
という人は転職しましょう。
転職先の候補を知っておくだけでも、心のセーフティネットになるのでオススメです。
↓ ↓ ↓
話を戻しまして、上司とのやりとりは確認作業ではなく、
上司の視点・考え方を知り、自分の手札に加えていくレベル上げだと思うようにしましょう。
逆に自分の考えだけで全てがうまくいくようになるほど人間1人の力はすごくないです。
自分より上の階層の人の視点・思考を盗んで自分の力にしていく
これも何をするにあたっても重要な事だと思いますので、こちらも意識していきましょう。
まとめ
営業ができるようになりたい!と一念発起して現在の会社、そして営業職に就きましたが、
正直社会を、仕事を、営業を舐めていた部分がありました。
そして、営業が少しできるようになった今、
自分が社会人になるまでに大変失礼なやり取りをしてしまっていたという事にも、
今更ながら気付く事が多く、枕を濡らす毎日です。
ただ、営業ができるようになるとそういった事をなくしていく事ができ、
自分の周りの方にも好かれ、恵まれていくのではないかと思います。
まだまだ僕が営業をできるようになるまでの道のりは険しそうですが、
これからも頑張っていきましょう。
自分より上の階層の人の視点・思考を盗む事についてもまた改めて記事を書こうと思っています。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
明日もぶち上げていきましょう。
それでは、また。