どうも、どせぜんです。
現在ゴリゴリの社会人として目をバキバキにしながら働いています。
おそらく環境としてはブラックともいえると思います。
ただ、以前の記事で書いていたようなやらされている感じで、メンタル的にすごくしんどいとかはありません。
これは「慣れ」とかとはまた別で、自分の心持ちが変わったからなのではないかと思います。
人間って、「自分でコントロールできている」と感じる領域が極端に少なくなると、
ものすごく拒否反応を起こしてしまうんですね。
例えば、
- 相性の合わない上司に罵詈雑言を浴びせられて働く
- 顧客の都合に振り回され続ける
- 労働時間が長すぎる
このように考えてしまうと、どんどん「自分のコントロールが効かない人生」を生きていくように感じてしまい、
多分壊れます。てか僕も半壊しました。危ない。
でも、これって考え方次第でどうにでも捉える事が出来て、
- 相性の合わない上司に罵詈雑言を浴びせられて働く
→本当に罵詈雑言だけなら逃げてOK。指摘がベースにあり、余分な感情が乗っているのであれば指摘を抽出すれば、成長機会が多くあるということ - 顧客の都合に振り回され続ける
→そもそも顧客のニーズに応えられない人もいる中で応える事ができれば、その後はいかに顧客に自分の思う通り動いてもらった上でニーズに応えるかという工夫をすれば双方ハッピーになる - 労働時間が長すぎる
→無駄があると感じるのであれば改善ポイントを提示する、上司に打診するなどで案外解決することもある。ここに問題意識を感じられている時点で、脳死プレイヤーよりは確実に一歩前に出ている
だいぶ脳筋っぽくなってしまいましたが、
要は今目の前で起こっている事象も、心持ち次第でいかようにも捉えられるということ。
成長できる人って多分これがめちゃくちゃうまいです。
例えば、大事なプレゼンの前に電車が遅れて遅刻ギリギリになる、など、理不尽に思えてやる気が削がれるような場面でも、
「これはチャンスを活かし切れるかの最後の試練だ」
「電車を待っている中でもう一度心を落ち着かせよう」
など、自分にとって全てがプラスになるという物の捉え方をするため、
障壁を障壁と思わずにいつの間にか乗り越えてしまっています。
このような物の捉え方が変わった瞬間があったため、
ぜひこの感覚を以前の自分にも伝えたかった!という思いでこの記事を書いています。
そして今日はその中でも最近衝撃が大きかった、
社内営業の重要性についてお話をしようと思っています。
社内営業とは
社内営業ってなんなんでしょうか。
以前は全然ピンときてなかったので、僕もGoogle先生を頼りました。
社内営業とは商品やサービスを販売するのではなく、社内の人に自分を売ることを指す言葉
https://business-textbooks.com/office-politics-necessity/#toc-1
うーん。。。
あってる気はするけど何かピンとこない。
営業マンって顧客相手だけじゃなく、社内の人にも営業したらいいのか!って思っていても、
結局何をどうしたらいいのかイメージがつきませんでした。
僕自身ずーっとイメージがつかずに悩んでいたのですが、ようやく最近一つのイメージがついてきました。
結論、
全方位に営業をする
という事でした。いやさっきと一緒やん。と思いますよね。
ただ、ここでいう営業ってもっと抽象的な物です。
「営業をする」と言っても結局は自分のゴールがあるわけです。
何か自社の製品を買ってもらいたい、サービスを利用してもらいたい、など、
自分の達成したいことがある中で、それを達成するために顧客と話をしたり、
自社の強みをアピールしたりと、色々な手段をとって試行錯誤をしているはずです。
ではここで、「社内営業をする」先にどういったゴールがあるのでしょうか?
会社で働いている以上、他者との関わりは避けられませんし、
本当に何から何まで自分一人で数字を上げている営業マンはいないと思います。
これは営業だけに限らず、会社という組織で働いている以上、
成果を一人で上げられる人はいません。出来てたら独立しましょう。
つまり、会社にいる以上、自分の求める成果を得るためには、
誰かの力を借りないといけません。
そう言った意味では、社内の方も自分の成果を得るためのステークホルダー(利害関係者)なのです。
ここを本当の意味で理解できているかで社内営業の重要さを感じるかが全然違います。
ちなみに僕は頭では理解したつもりになっていましたが、1週間前まで全然行動に移していませんでした。
だって人に媚び売りたくないですもん。ゴマ擦りしたくないですもん。
ただ、そう思っている状態でする社内営業こそが「媚び売り」で「ゴマ擦り」になります。
自分が人間であるように、一緒に働く方も人間です。
一緒に働く方に気持ち良く働いてもらうことができれば、自分も気持ちよく働く事が出来ます。
これ本当に意識の問題だと思うのですが、
「自分も気持ち良く働いて、一緒に働く方に気持ち良く働いてもらおう」
だと順番が逆なので、やはり最初は自分が最初に気持ち良く働こうとするため、
社内営業が「媚び売り」で「ゴマ擦り」になってしまいます。
まずは与える。
これこそが社内営業の真髄なのだと今では思います。
具体的に最近意識していること
やはり僕はいまだに「媚び売り」で「ゴマ擦り」はしたくないです。
だからこそ、自分の中で目の前の事象を「媚び売り」「ゴマ擦り」と捉えないようにするために、
自分のイメージする視野を広げて過ごすようにしています。
説明がなかなか難しいのですが、
今まではFPSのコール・オブ・デューティーのような視野で過ごしていたところ、
最近はTPSのフォートナイトのような視野で過ごすようにしています。
要は自分も含めて周囲を俯瞰して見るという事ですね。
結局社内営業ができない人って、視野が狭くて自分の事しか見えていないんだと思います。
だからこそ自分の目の前のことで手一杯で、他の人の事に手が回らない。
その狭い視野のまま相手の事を考えようとするので、
「媚び売り」や「ゴマ擦り」のような表面的な行動・考えになってしまう。
自分の周囲も含めて自分の世界だという捉え方ができるようになれば、
周囲の人の考えていることやしたい行動などもグッと見えやすくなります。
後はそれぞれに対してギブの精神で接していく。
それだけで周囲の人が気持ち良く動けますし、
何より感謝もされるので自分も気持ち良く働けます。
まとめ
世界は捉え方で変わります。
「赤いもの」と意識して周囲を見渡せば、赤いものがたくさん目に入るようになるように、
世界の見え方は自分の捉える姿勢で全く変わります。
ということは、
「人に与えよう」と意識して周囲を見渡すだけで、自分が力になれる人・ものがたくさん目に入るようになるはずです。
その方々に与える、という事を意識するだけで、周囲の方々も幸せになり、
それは最終的に自分のところに返ってきます。
また、目の前で起こっている事象に対しても、
それが本当に不幸でマイナスな出来事なのか、それとも自分にとって大きなチャンスなのか
捉え方だけで世界が全く変わります。
入社して1年半ほど経ったペーペーが言うのもなんですが、
数字を上げようと必死に一人で試行錯誤していた時よりも、
周囲の人のことを考えながら動いている今の方が、
心健やかに働けていますし、実際数字も上がっています。
なんというかもうどう考えてもここから上がっていく未来しか見えません。
社内営業!と肩肘を張って「媚び売り」「ゴマ擦り」をする必要は全くありません。
少し視野を広げて、ギブの精神を持ってみましょう。
それだけで周囲も自分もきっと幸せになります。
僕が保証します。
それでは、また。