【今からでも間に合う】宅建試験 2ヶ月で17→39点を達成した勉強法


というわけで、宅建を受けようとしている人、宅建を今年受けたけど全然ダメだった人、受けるつもりだけれど、得点が伸びなさすぎて焦っている人に向けて宅地建物取引士資格試験(通称:宅建試験)の勉強法について自分の持ちうる全てをここに書き記しておきたいと思います。ちなみに独学です。


僕の得点歴を確認してみましょう。

8月下旬  17点
9月中旬 28点
10月中旬(本番) 39点

とまあこんな感じで、1ヶ月ごとに大体10点ずつ上げられたのではないかと思います。
実際には予想問題集も解いていますが、大体の伸び方はこんな感じだったので参考までに。あとちなみに宅建業法は満点取りました。一番の得点源なので得意分野にしましょう。

勉強時間はどれくらい必要?


宅建合格に必要な勉強時間は、平均500時間とされています。

ただ、ここで注意しておきたいのが、合格に必要な勉強時間は個人差がめちゃくちゃあると思うので、自分が500時間も勉強してないから…とか、500時間も勉強したから!とかで合格が決まるわけではありません。

ただ、個人的にはきちんとプランを立てて500時間勉強すれば受からない試験ではないと感じました。恐らく自分は200時間くらいだったと思います。

資格勉強でもテスト勉強でもそうですが、
ただ何となくテキスト・教科書を眺める1時間
と、
自分の苦手分野を把握した上でそこを潰すためにテキスト・教科書を読み込む1時間
とでは、時間の価値が天地ほどの差です。5倍いや、5億倍違います。


前者は自分が既に理解している知識 or それほど重要ではない知識を入れているだけなので、言ってしまったらほぼマンガ読んでるのと変わらないです。(ちょっと言い過ぎましたが、それくらいの意識を持って欲しい)

特に宅建試験は受験者のレベル・その年の難易度によって合格ラインが変わってくるので、いかにトリッキーな知識を覚えていようと、他の大多数の受験者が間違えないところを間違えてしまったら余裕で落ちます。

以上のことから、宅建試験では重要・頻出部分で自分の苦手な分野を一つ一つ潰していく事、これを繰り返す事が合格に直結していると言えます。


これらを意識して勉強すれば、勉強時間が500時間に満たなかったとしても合格することはできます。

あと、勉強時間を気にしているのであれば、この記事を読んでやるべき事が決まったら即行動してください。そしてスマホを封印しろ。
やっていくうち、得点が伸び悩んできてしまうと勉強法などを再度調べてしまったり(経験談)、短時間で合格した人を再度調べてしまいます(経験談)が、得点は地道に伸ばすしかありません。

そして得点が一番伸びるのは終盤にかけてなので、それまでは自分を信じて地道な苦手潰しをひたすらやるのみです。


勉強の時間も確かに必要ですが、それ以上に時間の使い方にも意識を巡らせてください。

勉強道具はどれを選べばいいの?


さて、勉強を費やす時間への意識が固まったところで、僕が実際に使用した、合格に直結する勉強道具を紹介していきます。

TOEIC等、資格試験に共通して言える事だと思いますが、むやみやたらにテキストや問題集を増やしたからと言って、合格率が上がるわけではありません。

また、テキストや問題集には相性があると思うので、Kindle版などでサンプルを読んでみてから購入するかは決めてください。
僕は実際にテキストや参考書はそのように選んでいます。

このようにして選んだ結果、使用した勉強道具は下記の4つでした。

  • みんなが欲しかった! 宅建士の教科書
  • 宅建 2020 (iPhoneアプリ)
  • みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集
  • 本試験をあてる TAC直前予想 宅建士


それでは、一つずつ詳しく説明していきます。

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書


個人的に、不動産に関しての知識が全くなかったため、文字ばかりの羅列は頭に入ってこないと思っていたので、イラストが多めなものを選びました。

重要な単語などは文字がオレンジになっているので赤シートなどで単語の確認もできますが、本試験で穴抜き問題などはないため、赤シートは数字の確認以外はそれほど使用しませんでした。

言い回しがとてもわかりやすく、所々に挟まれている語呂合わせも無理やり感がなく覚えやすかったので、個人的には一番おすすめのテキストです。

宅建 過去問 (iPhoneアプリ)

画像タップでAppStoreに飛びます


このアプリは本当にでした。
ちょこちょこ広告が挟まれますが、それを鑑みてもぶっちぎりで1位の宅建勉強用アプリです。

過去問が10年分入っていて、権利関係・法令上の制限・宅建業法・税その他の4大分野とさらに細かい分野別で問題を解く事もできるので、このアプリを使えば苦手分野もわかりやすいです。

解説もとても丁寧で、テキストとこのアプリだけで合格した人も排出している、合格者御用達のアプリです。

みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集

※2020年のものですが、2021年のものが出版され次第更新します。

こちらはテキストと同じ出版元の直前予想問題集でした。
テキストと同様、解説もわかりやすかったため、得点が伸び悩む時期に解く問題集としてはうってつけでした。

さらに、テキストの中でもさらに頻出部分をまとめた、『Aランク知識完全おさらいブック』というものが付録としてついているのですが、こちらも基礎の基礎を抑えるには最適でしたので、基礎で落とす事が多い方・基礎固めをしたい方には是非お勧めしたい1冊です。

本試験をあてる TAC直前予想 宅建士

※2020年のものですが、2021年のものが出版され次第更新します。

こちらは終盤、受験月になってから解いていた予想問題集になります。
問題の質も難易度もこれまでの模試より高く、この予想問題でまた得点が少し落ち、焦りからさらに気を引き締める事ができ、受験月の勉強にブーストをかけるきっかけとなりました。

個人的に、巻末付録の『直前つめこみBOOK』は今まで学習してきた重要知識が表にわかりやすくまとめられており、試験直前まで『直前つめこみBOOK』を読んで本番でも得点に繋がったシーンもあったため、『直前つめこみBOOK』を手に入れるためだけにこの予想問題集を買っても損はしないと思います。(もちろん問題も3回分と充実しているので良本です)


以上の4つに加え、僕は個人的に数にして6回分の模試を受けていたのですが、
前半2回分は適当に受けており、それならそもそも受けなくてもよかったと思っているので、4回分の模試を受けるか、それらを補填できる回数分の予想問題集があるとさらに心強いかと思います。

また、本番用にマークシート用のシャープペンシル買っておく事をオススメします。

割とマーク欄が大きかったので、マークを塗りつぶすのに普通のシャープペンシルでは時間がかかります。マークを塗りつぶすのに割く時間を思考時間に置き換えましょう。

あと僕は試験合格の願掛けとして、
奮発してお気に入りのシャーペンを買ってモチベ向上に繋げていました。
低重心で疲れにくく、サラサラと書いてもいつもより字が上手く書けている気がするので、これからも使っていく予定です。

具体的な勉強方法は?


実際に自分がやっていた方法を試験終了後に振り返り、改善したものを紹介します。

  1. 自分にとってわかりやすいテキストを1回読む
  2. 感覚的に絶対抑えるべき所を把握できるまで過去問を回す
  3. 模試で違う言い回しや問い方・過去問に出ていない重要分野を把握
  4. 模試や過去問で間違えやすい・覚えられていない箇所を潰す
  5. (できれば)テキストに登場する周辺知識も理解


このような順番で進められれば良いと思います。
5.テキストに登場する周辺知識の理解は、基本的には過去問・模試等で登場する知識をきちんと抑えておけば合格ラインは超える事ができると思うので、切羽詰まっている人は 5. の手順は踏まず、頻出の重要知識で得点を落とさないように固めたほうが良いと思います。

また、学習を進める優先度としては、

宅建業法 → 法令上の制限 → 税その他 → 権利関係

の順がオススメです。
これは左から順に得点に結びつきやすい分野であり、落とさないようにすべき順でもあるので、常に意識しておくべき順番になります。

それでは、1つ1つ見ていきましょう。

1. 自分にとってわかりやすいテキストを1回読む


まずはテキストを開きましょう。
しかし不動産に関する知識がペーペーなので、とりあえずテキストを読んでみないと、問題を解いてみても知らない単語やわからない事が多すぎて迷子になるので、テキストを各分野一周します。


ここで気を付けるべきなのは、テキストでわからない箇所があってもそれほど気にしないという事です。あとで問題を解いてみるとわかりますが、テキストを読み込んだからと言って過去問がスラスラ解けるようにはなりません。
少なくとも僕はそうでした。テキストはあくまで辞書のような使い方で大丈夫です。
しかし、流石に何の準備もなく問題を解けるほど甘くはないので、一度その辞書をサラッとでも読んでみようという認識で大丈夫です。


先ほども紹介したこちらのテキストでは、権利関係・宅建業法・法令上の制限&税その他という3つに分冊をして持ち歩く事ができます。
1つの分冊は3時間くらいで読めるので、一日一冊を心がければ割とすぐ一周できると思います。

2. 感覚的に絶対抑えるべき所を把握できるまで過去問を回す


なんだかんだ言って、宅建は過去問とその周辺知識を徹底的に対策しておけば正解率は合格ラインを超えられると考えています。

過去問を回すには、断然アプリをお勧めします。


なぜアプリがいいかというと、電車での移動、友人を待っている間など、いわゆるスキマ時間を有効に使う事ができるからです。
また、紙で過去問を回す際に準備をする手間もないので取り掛かる障壁が低いため、すぐに空いた時間で過去問に取り組む事ができるからです。(SNSなどを使用しないように注意する)

紙媒体でいう線を引くなどの行為も、スクリーンショットを撮ることで代替ができるので、工夫次第で自分だけの教材をポケットに入れて持ち運べるという点からも、絶対にアプリでの学習をオススメします。


過去問を回す際の留意事項として、特に宅建業法は範囲も限られている上、重要部分もわかりやすいです。また、法令上の制限も突き詰めようと思えばいくらでも突き詰められますが、重要事項・抑えておくべき事項などはわかりやすいので過去問を回す効果は大きいです。さらに、税その他は傾向の把握ができる点、割と同じような問題が出る事もあるため、こちらも過去問周回の効果は大きいです。
注意すべきは権利関係です。これは本当にやろうと思えば一生できてしまいます。過去問を回した知識を理解する事は最低限必要ですが、深追いしすぎると沼ですので、基本的にはテキストと過去問、後述の模試等での範囲以上は相当余裕がない限り風呂敷を広げすぎない方が良いです。

3. 模試で違う言い回しや問い方・過去問に出ていない重要分野を把握


そして、過去問に出題されている事項から派生した知識を自ら選び取って学習できたら一番良いのですが、如何せん範囲が広いため、周辺知識の絞り込みは模試や予想問題集にその辺りはある程度任せて良いと思います。

というか過去問に加えて模試も予想問題集もやってて分からない問題は合格ラインに達していない受験生には分かりません。安心してください。


恐らく解答内にその問題の重要度などがランク付けされていると思うので、それらを確認しつつ、重要度が高い問題で間違えた問題等はさらに学習が必要である事が把握できますし、何より過去問をたくさん回した状態では文面も込みで解答を連想できてしまう事もあり、さらに過去問では出題回数がそれほど多くないことも再確認する良い機会なので、初見の問題を解く機会を作ることは非常に重要です。

ただ、ここで注意して欲しいのは、予想問題集はあくまで『予想』問題集であって本番の試験ではないので、予想問題集で出題されていても本番では触れられない問題も出てきます。なので、出てきたことを深掘りして沼に浸かるのではなく、重要度の高い問題・標準的な問題をマスターしているかどうかを確認するためのものだという認識をしておきましょう。

4. 模試や過去問で間違えやすい・覚えられていない箇所を潰す


はい、ついにやってきました。
周回の部分です。一番つまらないです。ですが、確実に言える事があります。

ここが一番合否を左右します。

一番重要です。


正直、過去問を解く事も、模試・予想問題集を解く事も、言ってしまえば自分にとって身に付いていない部分を把握するための手段でしかないのです。

重要なのは、一度間違えた問題は二度と間違えないくらいの心構えで、復習を繰り返す事です。


僕は過去問を2〜3周しても間違える問題はスクリーンショットを保存しておき、ノートにまとめました。
また、紙媒体で模試や予想問題集を解く時には、誤っている部分には直線のアンダーラインを、正誤の根拠などには波線のアンダーラインを引いて解いていました。
その後、答え合わせの際に線を引いた部分や根拠が間違えていた問題も、ほぼ間違えた問題とみなして復習の対象としました。

復習をする・しない部分の基準はめちゃめちゃ厳しくしておいた方が良いです。完全に理解している知識ですら、時間が経つと曖昧になる可能性があるので、今の時点で曖昧な部分は確実に潰しておきましょう。


以上のように、間違える問題に関わる足りない知識をノートにまとめ、今まで解いた問題で間違えた・怪しい問題を見直す機会をできれば1日1回作りましょう。
解いてきた問題が増えてきたら1日で見返そうとするとそれだけで1日の勉強時間が潰れる可能性が出てくるので、2日に分けてもいいと思います。

ここで、ノートにまとめる時に問題文などを写している人を見かけたりしますが、冷静に考えてください。そういった人が勉強時間を無駄に増やしています。
重要なのは自分が理解できていない知識を再度ササっと確認できるモノを作る事であって、自己満の勉強時間増加ではありません。問題文なんて3秒で1行読めます。

5. (できれば)テキストに登場する周辺知識も理解


さて、恐らく 1. 〜 4. の手順を完璧にできたなら、40点近くは取る事ができると思います。完璧にということは、基礎的・標準的な問題を落とさないということです。2ヶ月でそこまでの成果が達成できれば十分だと思います。

それ以降の点数はよほど時間的な余裕がない限りは求めない方がいいです。
宅建の合格率はおよそ15%ほどですが、試験自体は7割強取る事ができれば合格します。そして試験の6割ほどは基礎的な部分であるといっても過言ではありません。言い換えると、基礎の部分がしっかり固まっていない人が落ちています。


実際、今年(2020年)の権利関係では大幅な民法改正の影響もあったためか、過去問から傾向が結構変わっており、過去問や予想問題集で重要度が高いとされていなかった問題もチラホラありました。そういったところはテキストを網羅できていたかどうかの差になると考えられるので、友人と得点勝負をしている人以外はそこまで求めなくても良いだろうと思います。

+α. 受験月での取り組み方


受験月に入ってからは、いよいよラストスパートという事で、
毎日やることとして、

  • 過去問2年分(アプリ)
  • 今まで解いた問題を読み返す
  • Aランク知識完全おさらいブック・まとめたノートを読む
  • 一問一答を1分野(業法→法令上→権利→業法→法令上→税他 を繰り返し)


また、3日おきに予想問題集を解いていました。

過去問は試験前日には未だ間違える問題のみにチェックを入れておき、模試・予想問題集も同様に未だ間違える問題のみに付箋を貼っておき、前日と当日に再度確認しました。
前日ともなると、チェックがある問題も付箋のある部分もほぼないくらいに仕上げられるのがベストです。

さらに付け加えるなら、勉強記録アプリの『Study Plus』というアプリを使用すれば、同じ目標を設定している人の勉強の記録も見られて、やる気も出るのでおすすめです。ちなみに僕は毎日平均10時間以上勉強している人ばかりをフォローしていたので、焦りと共に勉強が捗りました。
また、自分が思っている以上に自分が勉強に掛けられている時間の少なさに気づく事もできるので、勉強時間にムラがあったりする人には特にお勧めします。

↓ ↓ ↓ ↓

まとめ


いかがだったでしょうか。
実際に僕はこれよりも拙い勉強方法で2ヶ月で17→39点を達成したので、本試験を経た視点からさらにブラッシュアップした勉強方法を掲載してみました。

100%実体験をもとに書いているので、何もわからない状態からは確実にやるべき事が明確化されていると思います。
また今後気付いた点・意見をいただいた点などあれば加筆修正していくつもりです。

何か質問・意見等ございましたら、TwitterのDMにていつでもお答えしますので、遠慮なくDMください。

試験当日に向けてマインドも高めていきましょう。

それでは、あなたの宅建試験に幸あれ。

ではまた。

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